会長法話

機関紙誌『佼成』に掲載されている庭野日鑛会長の法話をご紹介します。
会員は、その月の会長法話をとおして、日ごろの自己を省み、精進を誓う機会としています。
2011年12月
会長法話
自らを灯として
よく知られている話ですが、釈尊(しゃくそん)は、ご自身の入滅(にゅうめつ)を前にして、弟子の阿難(あなん)にこのように語ったと伝えられています。
2011年11月
会長法話
心田を耕す
私が本会の会長に就任して、この十一月でちょうど二十年になります。思えば、いつの間にか年月が過ぎていたという気がしますが、その間、会員のみなさんとともにどのような方向に歩ませていただけばいいのかと、私なりにいろいろと思いをめぐらせてきました。
2011年10月
会長法話
ともに法の世界へ
釈尊(しゃくそん)のお言葉に、次のような一節があります。
「さあ、法を伝える旅に出よう。多くの人の利益(りやく)と幸福のために法を説こう。世間を慈悲(じひ)の眼(まなこ)でみつめ、この世界すべての安楽のため、真理にかなった実践を説き示そう」
2011年9月
会長法話
年齢を重ねる
みなさんもご存じのとおり、漢字にはそれぞれ意味があります。九月の「敬老の日」にちなんで見てみると、「老(ろう)」という字は、七十歳以上の老人を指します。また「耆(き)」という字は、六十歳を意味するといわれます。
2011年8月
会長法話
心を磨く
私たちはみな「心を磨き、人格を磨いて人に喜ばれる人間になりたい」と願って、人生を歩んでいるといえるでしょう。
仏教徒として私たちは、仏さまの教えを学ぶ「ご法の習学(しゅうがく)」を大切にしていますが、ことさら学ぼうとせずとも、じつは日ごろからすでに習学していることにお気づきでしょうか。
2011年7月
会長法話
親孝行と仏道
江戸時代の初めごろ、禅の教えをわかりやすい言葉で庶民に伝えた盤珪禅師(ばんけいぜんじ)に、次のような話が残されています。
あるとき、一人の僧が禅師にこう尋ねたそうです。
2011年6月
会長法話
夫婦の縁をかみしめる
本会の会員綱領に「家庭・社会・国家・世界の平和境(常寂光土(じょうじゃっこうど))建設のため」とあります。これは私たち一人ひとりが、家庭を出発点とする思いやりの実践によって平和な世界を築いていく、との決意を示すものです。
2011年5月
会長法話
苦手を乗り越える
人はみな、多かれ少なかれ苦手なことがあると思いこんでいます。たとえば、性格的に私は、人前で話すことがとても苦手だと思っています。
2011年4月
会長法話
謙虚に生きる
春、さわやかな風に桜の花びらが舞い散るさまはなんともいえず美しいものです。この季節は、新しい出会いが感動をもたらす時でもあります。
2011年3月
会長法話
生活の場が道場
ご法を習学し、日常生活に生かす――このいわゆる「信仰即生活」という姿勢は、開祖さまのご指導であり、本会の特徴といえます。そこで、私たちが読経(どきょう)の際、最初に唱える「道場観」をとおして、仏さまの精神をかみしめたいと思います。
2011年2月
会長法話
あたたかい老婆心
現代に限ったことではありませんが、物が豊かになると、とかく人間の心は滅(ほろ)ぶといわれます。昨今はとくに、他人はもちろん家族の命さえ気にもかけない悲しい現実が、「無縁社会(むえんしゃかい)と呼ばれる風潮まで生んでいます。
2011年1月
会長法話
救い・救われの本質
あけましておめでとうございます。
新しい年のスタートにあたり、信仰の原点ともいえる「救い・救われ」について考えてみたいと思います。
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