法華経のあらましと要点

陀羅尼品第二十六

この(ほん)は、()()(きょう)のこれまでの(せっ)(ぽう)(かん)(げき)した(ひと)びとが、「かならずこの(おし)えを(しゅ)()いたします」と、つよいことばで(せい)(ごん)し、その(しゅ)()のための(じん)(しゅ)()いた(しょう)で、(ぜん)(しょう)(ぼん)()そのままの()()()(そう)()(しん)(ごん)=あらゆる(あく)をとどめ、あらゆる(ぜん)をすすめる(ちから)をもつ()(みつ)のことば)に()ちています。
その()()()は、ほとんど(かみ)(がみ)()(もしくはその()(しょう))の(れっ)(きょ)であり、その(かみ)(がみ)への()びかけであるといいますから、つまりは〈(かみ)(がみ)への(かん)(のう)(もと)める〉ということになりましょう。

()(しゅ)()(ほん)

この(ほん)には、(ぼん)()そのままのことばがいくつもでてきます。なぜ(ちゅう)(ごく)()(ほん)(やく)しなかったかというと、()()()(じゅう)をはじめ、(ぶっ)(きょう)(きょう)(でん)(ちゅう)(ごく)()(ほん)(やく)した(ひと)たちは、どうしても(ほん)(やく)しないほうがよいと(はん)(だん)したものは、(げん)()(おん)()(かん)()をあててすませ、わざと(げん)()のまま(のこ)しておいたのです。それを〈()(しゅ)()(ほん)〉といいます。
一、インドの()(ゆう)(どう)(しょく)(ぶつ)や、(でん)(せつ)(じょう)のものの()
二、一つの()におおくのことがふくまれているので、(いち)()(ほん)(やく)すると(げん)()(じゅう)(ぶん)()くされないもの。
三、(しん)()(てき)なこと。いわゆる()(みつ)()でこれを(ほん)(やく)すれば、その(おく)(ぶか)(しん)()(てき)()()(げん)(さい)されてしまうもの。
四、むかしからの(しゅう)(かん)にしたがって、(げん)()のままにしておいたもの。
五、(ほん)(やく)すれば、(しん)()()(うしな)ってしまうもの。
()(じょう)の五(しゅ)(るい)()(あい)があります。

よくあるご質問
立正佼成会に関する「わからない」に
お答えします。
よくあるご質問
立正佼成会ってどんなところ?
家の近くに教会はある?
会員になると何をするの?
このページについて
ご意見をお聞かせください。
役に立った
どちらでもない
役に立たなかった